piyonseの日記

いつまでもいろんなことに興味を持っていたい

QMK Firmwareでいろいろ

組み立てる前に、Firmwareを書き込むための環境を構築しておいた方が良いらしい。

 

何も知らない初心者には少々ハードルが高い気もするが、ここを通らないとキーマップを変更したりして自作のメリットを最大限生かすことができないので頑張ろう。

 

最近は「自作キーボード温泉街の歩き方」サリチル酸さまが説明している通り、

「QMK Configurator」なるものを使用すれば、GUIでキーマップを作製、

「QMK Toolbox」で書き込みをすれば簡単にできそう。

 

しかし、ここは基本の「MSYS2」を使ってQMK Firmwareのビルド環境を構築しておこうと思う。

 

ビルドガイドに従って、環境の構築を行った。

プログラマーではない人向けのQMK Firmware入門 - Qiita

を参考にしたが、ここだけでは理解できず、

QMK Firmwareファームウェアの初歩の初歩

も確認しながら進めることができた。

 

段階としては三つ。

テキストエディタ

・PCBへの書き込みツール QMK toolbox

コンパイル実行環境(仮想的なLinuxコマンドライン環境)

らしい。

 

テキストエディタは「Visual Studio Code」をインストール済みだったのでOK。

QMK toolbonも問題なし。

最後の難関が「msys2」。

インストール後、gitをインストールすることにより、QMK Firmware本体をインストールする環境が出来上がる(はず)。

 

ここまで終わればビルドガイドの通り、組立前に書き込みテストができるはずなのだが、さらにclaw44の製作例「徒労日記」さまを読んでみると、ちょっとありそう。

 

どうもlufaディレクトリが空になっているとだめらしい。

自分のディレクトリを確認してみると、やはり空っぽ。

ダウンロードして入れ込んだ。

 

ここから

make claw44:default

してみると、またもやエラー。。。

 

「avr-gccコマンドが見つかりません」とのこと。

さらに調べて、解決策があった。

ありがとうございます!

qiita.com

 

どうやらインストールの際に、ファイアウォールが悪さしているよう。

時間がかかるので席を立っていたところ、どうもコーションに気付かなかったみたい。

 

ここも何とか通過し、気を取り直して再度書き込み。

UCBでつないで

make claw44:default

よし!OK。

 

次に

make claw44:default:avrdude

をして

Checking file size of claw44_rev1_default.hex [OK]
* The firmware size is fine - 20168/28672 (8504 bytes free)
Detecting USB port, reset your controller now....

となったところでGRDとRSTをショートさせてリセットする。

 

しかーし。(またか。。。)

................................

のまま変わらず。

 

赤くは光るのだが、一向に書き込みが始まる気配がない。

みんな数秒で終わるとかいている。

 

ProMicroをもう一つのほうで試してもおなじ。

しかし意外な落とし穴を発見。

 

USBケーブルをマグネット式にしていたところ、反対につなぎなおすと。。

 

「通った!」

 

ここまで長かったが、ProMicroと心が通じた瞬間だった。